よくあるポットトラブルと裁定例― ディーラーが迷わないための実務ガイド ―

目次

なぜポットトラブルは起きやすいのか?

ポットに関する場面は👇

  • チップが多い
  • 感情が動く
  • ルールが複雑

この3つが重なるため、
トラブルが最も起きやすい瞬間です。

ディーラーに求められるのは
「誰が得か」ではなく、
**「ルールに照らして正しいか」**だけ。

トラブル①

オールイン後の参加範囲の勘違い

よくある状況

  • A:オールイン
  • B・C:通常ベット
  • Aがサイドポットも取れると思っている

正しい裁定

Aが参加できるのは
出した分まで=メインポットのみ

ディーラーの対応例

「Aさんはメインポットのみ参加です。
サイドポットはBさんとCさんの争いになります。」

トラブル②

端数チップの取り扱いでもめる

よくある状況

  • チョップで1チップ余る
  • 「誰が取るか」で口論

正しい裁定

ハウスルールに従う。

多くのルームでは👇

  • ディーラーボタンの左側
  • もしくは高額ハンド側

と決められています。

ディーラーの対応例

「端数はハウスルールにより、
ボタン左のBさんにお渡しします。」

トラブル③

勝者が決まる前にチップを触る

よくある状況

  • プレイヤーが
    勝ったと思い込んでポットに手を伸ばす

正しい裁定

処理が終わるまで誰も触らない。

ディーラーの対応例

「まだ裁定前ですので、
チップには触れないでください。」

トラブル④

サイドポットの分配順を間違える

よくある状況

  • サイドポットを先に払ってしまう
  • メインポットの勝者が混乱

正しい裁定

必ず👇

  1. メインポット
  2. サイドポット
    の順で処理。

ディーラーの対応例

「まずメインポットから処理します。」

トラブル⑤

ベット額の認識違い

よくある状況

  • プレイヤーはコールのつもり
  • しかし実際は不足している

正しい裁定

不足分があれば
コール未成立=アクション継続

ディーラーの対応例

「現在のベットは〇〇点です。
こちらはまだ不足しています。」

トラブル⑥

勝敗判定への不満

よくある状況

  • 負けたプレイヤーが
    「それはおかしい」と主張

正しい裁定

ディーラーは👇

  • 感情に乗らない
  • 事実とルールだけを伝える

ディーラーの対応例

「こちらのハンドが最も強いため、
Aさんの勝利です。
もしご不明点があれば、
フロアをお呼びします。」

トラブル⑦

チップ計算ミスに気づいたとき

よくある状況

  • 分配後に「少ない気がする」

正しい裁定

すぐゲームを止めて再確認。

ディーラーの対応例

「確認のため、少々お待ちください。
再計算します。」

ディーラーが守るべき裁定の基本姿勢

① 中立

誰の味方にもならない。

② 一貫性

毎回同じルールで裁く。

③ 透明性

声に出し、全員に分かる形で処理。

迷ったときの鉄則

自分で抱え込まない。

  • 判断が割れる
  • ルールが曖昧
  • プレイヤーが感情的

そんなときは👇
フロア・責任者を呼ぶのが正解

プレイヤー側へのメッセージ

トラブルの場面で一番大切なのは
冷静さです。

  • 勝っていても
  • 負けていても

ディーラーは
「公平な進行」を守る存在。

感情ではなく、
ルールで解決することが
ポーカーの文化です。

まとめ:裁定はテーブルの空気を決める

ポットトラブルの対応は、
ディーラーの力量が最も表れる瞬間です。

正しい裁定は👇

  • ゲームを守る
  • プレイヤーを守る
  • テーブルの信頼を守る

だからこそ、
知識と落ち着きが何よりの武器になります。

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